南雲 しのぶ
- 所属
- 警視庁特殊車輌二課
- 階級
- 警部補
- 担当
- 第1小隊隊長
- 出身地
- 東京都世田谷区
生真面目で職務に忠実なキャリア警察官。規格外の第2小隊の「活躍」に頭を悩まされている。個人的正義を優先する後藤に比べると、警察組織の論理にも配慮するが、理不尽な命令については断固として異を唱える(『OVA』『パト2』)。自衛隊員、柘植行人の開催する「多目的歩行機械開発運用研究準備会」(通称「柘植学校」)に派遣され、警視庁のレイバー隊創設の礎を築いた功労者。だが妻子ある柘植と不倫関係になったことで、出世コースから外された過去がある(『パト2』)。
第1小隊を差し置いて、第2小隊に最新鋭機であるイングラムが配備されたことについて、若干の妬みがあり、第1小隊への最新鋭機導入の話が持ち上がるたびに、強く導入を推している。
後藤に対しては、そのやり口については眉を潜めつつ、正義に裏打ちされたその行動原理については尊敬の念の抱いている(『パト1』)。自衛官の不破環生とは学生時代からの友人。
2002年には特車二課課長代理に就任(第1小隊隊長と兼務)。作品によって髪色の設定が異なる(『OVA』『パト1』『パト2』は濃い紺、『漫画版』『TV』『NEW OVA』では濃い茶)。