篠原 遊馬
- 所属
- 警視庁特殊車輌二課
- 階級
- 巡査
- 担当
- イングラム1号機バックアップ(指揮担当)
- 出身地
- 群馬県前橋市
イングラム1号機の指揮担当であり、イングラムを開発した篠原重工の御曹司。一介の地方公務員をしている理由は本人曰く「親父にはめられた」(『OVA』)。その出自から、レイバーに関しては、機体からソフトウェアまで豊富な知識を持つ。任務の際には、その知識を活かして的確な指揮を行うが、現場主義の太田や香貫花は御しきれないことが多い。性格は冷めた皮肉屋で口も悪いが、相棒である野明に対しては優しい心遣いを見せる。ただし、ときにはその過剰な気遣いが空回ることも(『漫画版』)。
篠原重工の社長である父親との関係は劣悪で、これは実兄の死(遊馬は自殺と考えている)が原因(『NEW OVA』)。一方で、御曹司というその立場を利用することには躊躇いはなく、「じっちゃん」と慕う篠原重工常務の実山には度々無茶な要求を行っている。
野明に対して好意を抱いているようで、劇中では幾度かデートへと誘っている。『漫画』最終話では、さりげない告白を口にした。『パト2』では野明とともに装備開発課に異動、ノベライズでは野明と「清い交際」を続けていることが語られている。