進士 幹泰

　

　元サラリーマンで、第2小隊メンバーでは唯一の妻帯者。前職ではコンピュータ関係の職に勤めていたことから、ソフトウェアに強い。気弱で温厚な性格で、ストレスに弱く胃薬が手放せない。一方で、キレると眼鏡を光らせ、太田も気圧されるほどの暴走をしでかすことも（香貫花からは「逆噴射」と評されている）。
　当初は2号機の指揮担当者だったが、太田の暴走を御することができず、熊耳と香貫花にその任を譲っている。そのため2人が不在、もしくは前線に出る場面では指揮を行うこともある。かつては制御しきれなかった太田に対しても、度重なる任務を経て次第に強気に出れるようになった。
　妻である多美子を溺愛しており、オシドリ夫婦である。しかし特車二課の危険な任務と、変則的なシフトについては、小さな意見衝突がある様子。
　2002年には多美子との間に一子をもうけており、本庁総務部総務課長に栄転している（『パト2』）。