太田 功
- 所属
- 警視庁特殊車輌二課
- 階級
- 巡査
- 担当
- イングラム2号機フォワード(操縦担当)
- 出身地
- 岩手県釜石市
イングラム2号機操縦担当者。直情径行の正義漢。規律や上下関係を重んじる典型的警察官ではあるが、過剰な現場主義と頭に血が昇りやすい性格のため、命令や指揮を無視して暴走をすることも多い。イングラムの操縦にもその性格は反映されており、粗野で力任せな取り扱いのため、機体への損傷は絶えない(2号機の頭部パーツが違うのは、度重なる修理によって純正パーツの在庫が尽きたため、開発途中の試作パーツを使用している旨が『漫画版』で語られている)。任務の際して周囲に与える被害も大きくなることが多く、特車二課が「金食い虫」と揶揄される原因のひとつでもある。
無闇矢鱈とリボルバーカノンを撃ちたがることから「トリガーハッピー」と称される。射撃訓練での好成績に対して、任務においてその命中率は決して良いとは言えない。これは、搭乗者に被害を与えないよう、命中させることが難しい末端部や関節部を狙っているためである(『漫画版』)。そのため、射撃はよく外す一方で、射撃による人的被害をもたらしたこともない。
ほかの第2小隊員と違い、交番勤務の経験がある(『漫画版』『NEW OVA』)。その粗暴な態度から同僚(特に遊馬)との衝突は絶えない。ただし異性に対してはやや弱いのか、野明に対しては若干甘く、階級も目上となる香貫花や熊耳には完全に尻に敷かれている。
2002年には巡査部長に昇進し、の車隊員養成学校の教官職に納まっている(『パト2』)。