松井 孝弘
- 所属
- 警視庁
『OVA』3話で初登場した警視庁捜査課(作品によって所属は異なる)のベテラン刑事。もっぱら足を使って捜査を行う昔気質の刑事で、その調査能力は自衛隊の諜報関係者も一目置くほど(『パト2』ノベライズ)。部下である若い刑事(『パト1』『TV』では片岡、『漫画』では風杜)と二人組で行動することが多い。後藤とは旧知の間柄で、後藤の本庁時代の過去も知っている。捜査権を持たない警備部所属の後藤が個人的に事件を捜査する際の協力を仰ぐ相手である。本人も後藤の個人的捜査に体よく利用されているという自覚はあるのだが、持ち前の正義感の強さ(とそれをくすぐる後藤の話術)から依頼を断れずにいる。
『漫画版』『TV』ではグリフォン事件の捜査を担当、後藤と情報交換をしながら暗躍する内海(リチャード・王)を追う。内海の上司である徳永を事情聴取した際には、巧みな話術で「グリフォン」の名を引き出し、逮捕へ追い込んている(『漫画版』)。