STORY

機動警察パトレイバー ON TELEVISION
第34話『城門の戦い』

解説

TV版“グリフォン編”の後半戦である。劇場版を除き、野明1号機<アルフォンス>がここまで破壊された例は他になく、その戦闘がいかに凄まじいかがわかる。前話から舞台になっっている城門とは、木更津第1人工島と川崎第2人工島を結バビロン・プロジェクト最重要区(バビロン・プロジェクトについてはOVA第2話ストーリー参照)。

ストーリー

“バビロンの城門”の木更津側に上陸した<グリフォン>(第33話)は、すでにSSSのレイバー3機を葬っていた。この現場を偶然に発見したテレビ局のヘリコプターが、その姿を放映していた。
 第2小隊がバビロンの城門に到着。<イングラム>はライアットガンで威嚇するが、テレビ局のスタッフが邪魔になり、銃器が使用できない。その隙に、強烈なライトで目を眩ませて突進してくる<グリフォン>。一か八か、野明は香貫花からの声だけを頼りに、手に持ったライアットガンで<グリフォン>を殴打する。その拍子にライアットが暴発、肝をつぶす野明。
 テレビ局のスタッフが退避したことを確認し、野明は再び<グリフォン>に狙いを定める。その時、現場の混乱を利用してSSSが<グリフォン>に爆弾を取付けようと<エイブラハム>を近付けてきた。しかし、<グリフォン>を狙ったライアットガンの散弾を受け、誤爆する。<グリフォン>と<イングラム>も、もろともに吹き飛ばされてしまった。野明はショックで気を失ってしまうが、なんとか正気を取り戻し、<グリフォン>と再度対峙するのであった。
 迫り来る<グリフォン>。今度こそ格闘戦に持ち込んでみせると闘志をあらわにするバドであったが、野明はその勢いを利用して、一本背負いでこれを投げ飛ばす! 激烈な闘いを繰り広げる2機の新鋭レイバー。はたして、この戦いの結末は!?

スタッフ

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/伊藤和典
演出・絵コンテ/青木康直
タイトル/マキ・プロ
作画監督/西村誠芳
原画/スタジオ・ダブ 伊藤裕子 西村誠芳 佐久間信一 木口寿恵子
動画チェック/平島照美
動画/スタジオ・ダブ 中川研二 大谷美樹 斉藤潤 榎本勝紀 沖田敢 中川信子 
背景/石垣プロダクション 光元博行 高橋健一 桑原悟 大機恭子
彩色/京都アニメーション 八田陽子 山本かつよ 市川加奈子 野田頼子 富山正大 吉見英枝子 田村正子 木村好子 
色指定/水沢明
特殊効果/奥村友規(うさぎ屋)
CG制作/バンプレスト スタジオデュース
撮影監督/奥井敦
撮影/旭プロダクション 梅田俊之 松澤浩之 藤倉修二 小林慎吾
効果/依田安文
現像/東京現像所
録音演出/浅梨なおこ
調整/山田富二男
録音制作/オムニバスプロモーション
録音/ニュージャパンスタジオ
編集/鶴渕友彰(鶴渕映画)
広報/鈴木康子(日本テレビ)
制作デスク/中村雅代(日本テレビ) 藤波俊彦(読売広告社)
設定担当/山本之文
制作担当/富岡秀行
文芸助手/高橋哲子
設定制作/伊藤裕之
制作進行/新井久治
プロデューサー/堀越徹(日本テレビ) 石川清司(読売広告社) 鵜之沢伸(バンダイ) 鳥沢真二(東北新社) 指田英司(サンライズ)
製作/サンライズ
製作/バンダイ・東北新社
企画制作/日本テレビ 読売広告社

キャスト

泉 野明/冨永みーな
篠原遊馬/古川登志夫
太田 功/池水通洋
熊耳武緒/横沢啓子
山崎ひろみ/郷里大輔
進士幹泰/二又一成
榊 清太郎/阪 脩
シバシゲオ/千葉 繁
後藤喜一/大林隆介
南雲しのぶ/榊原良子
香貫花クランシー/井上瑤
内海:鈴置洋孝
バド:合野琢真
黒崎:土師孝也
桜山:林原めぐみ
五味丘:大塚明夫
軍曹:菅原正志
パイロット:梁田清之
カメラマン:石野竜三
隊員A:子安武人
同B:立木文彦
同C:佐藤政道
ディレクター:島香裕

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