STORY

機動警察パトレイバー ON TELEVISION
第36話『野明の冒険』

解説

コミックス第6巻に収録されている『お役に立ちます』がベースにされた。<グリフォン>との戦いで決定的な勝利を得られなかったため(TV第35話)、釈然としない野明の心情を描いたストーリーである。

ストーリー

 <グリフォン>との死闘(TV第35話)を終えた第2小隊は、奥多摩のレイバー隊員研修学校にて訓練を受けていた。野明は一人で“自分は何の役にも立っていないんじゃないか”と落ち込んでいる。そのモヤモヤを吹き飛ばそうとして、後藤には内緒の夜食の買い出しを志願。そして、途中通りかかった川に何枚もの1万円札が流れているのを発見した。上流で何事かが起きたと、野明はすぐさま探索を開始した。そして見つけ出したのは、片足にケガを負いながらも大金入りバッグを離そうとしない中年の男であった。

 <グリフォン>との死闘(TV第35話)を終えた第2小隊は、奥多摩のレイバー隊員研修学校にて訓練を受けていた。野明は一人で“自分は何の役にも立っていないんじゃないか”と落ち込んでいる。そのモヤモヤを吹き飛ばそうとして、後藤には内緒の夜食の買い出しを志願。そして、途中通りかかった川に何枚もの1万円札が流れているのを発見した。上流で何事かが起きたと、野明はすぐさま探索を開始した。そして見つけ出したのは、片足にケガを負いながらも大金入りバッグを離そうとしない中年の男であった。
 いつまでも野明が戻らない養成学校では、後藤に買い出しの一件が見つかっていた。その程度のことで怒るような後藤ではなかったが、近所に金融強盗犯が潜伏しているらしいと話す。慌てて捜索に出発する一同。
 その頃、野明は発見した男と押し問答を繰り広げていた。男は金の一部を渡して、口を封じようとしていたのである。野明が自分の身分を明かすと、中年男はもう逃れられないと断念。そこへ遊馬たちの捜索班が到着。太田が男へ飛びかかろうとした時、後藤がそれを押し止めた。その男は強盗犯ではない、実はすでに犯人は逮捕されていたと告白。
 焦って単独行動した野明を心配する遊馬は、後藤から野明の心のカウンセリングを命じられる。「第2小隊にミスキャストはない」という後藤の言葉を伝えるとともに、お前は<グリフォン>を撃退した勇者なんだと励ます。野明はその言葉で自分を取り戻し、力強く微笑むのだった。

スタッフ

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/並木敏
演出・絵コンテ/元永慶太郎

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/並木敏
演出・絵コンテ/元永慶太郎
タイトル/マキ・プロ
作画監督/高見明男
原画/土器手司 堀川耕一 服部真奈美 前田明寿 スタジオ・マーク 中西修史 高梨光 山根理宏 林伸昌
動画チェック/富岡美穂
動画/スタジオ・マーク 永田正美 増井宏行 前田一雪 松山俊成 水野悦明 川添政和
背景/石垣プロダクション 光元博行 高橋健一 桑原悟 大機恭子
彩色/佐藤美由紀 小川さよ子 東弘巳 加瀬結起 西原和美 斉藤あや子 スタジオMAC アニメーションタイム
色指定/矢部貴子
特殊効果/奥村友規(うさぎ屋)
CG制作/バンプレスト スタジオデュース
撮影監督/奥井敦
撮影/旭プロダクション 梅田俊之 松澤浩之 藤倉修二 小林慎吾
効果/依田安文
現像/東京現像所
録音演出/浅梨なおこ
調整/山田富二男
録音制作/オムニバスプロモーション
録音/ニュージャパンスタジオ
編集/鶴渕友彰(鶴渕映画)
広報/鈴木康子(日本テレビ)
制作デスク/中村雅代(日本テレビ) 藤波俊彦(読売広告社)
設定担当/山本之文
制作担当/富岡秀行
文芸助手/高橋哲子
設定制作/伊藤裕之
制作進行/宗岡幸男
プロデューサー/堀越徹(日本テレビ) 石川清司(読売広告社) 鵜之沢伸(バンダイ) 鳥沢真二(東北新社) 指田英司(サンライズ)
製作/サンライズ
製作/バンダイ・東北新社
企画制作/日本テレビ 読売広告社

キャスト

泉 野明/冨永みーな
篠原遊馬/古川登志夫
太田 功/池水通洋
熊耳武緒/横沢啓子
山崎ひろみ/郷里大輔
進士幹泰/二又一成
榊 清太郎/阪 脩
シバシゲオ/千葉 繁
後藤喜一/大林隆介
南雲しのぶ/榊原良子
実山:辻村真人
佐久間:仲木隆司
男:仲野文悟
警官:石野竜三

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