STORY

機動警察パトレイバー ON TELEVISION
第40話『沿岸警備命令』

解説

作品中に登場する“プレシオサウルス”とは、中世代三畳期後期からジュラ期中期にかけて栄えた海棲爬虫類で、首長竜の代表格と呼ばれる恐竜。ネス湖のネッシーもこのプレシオサウルスか、これに類したものらしい。

ストーリー

 真夏の盛り、ある海岸地域の警備命令が第2小隊に下された。遙か古代に絶滅したはずの首長竜<プレシオサウルス>らしき生物により、漁船が沈められたのだ。早速、周辺住民の事情聴取などを開始する隊員たち。情報によると、近在の漁師たちは沖合いの御神体周辺にプレシオサウルス(彼らはプレッシーと呼ぶ)の営巣地があることを知っており、近づかないようにしていたというのである。

 真夏の盛り、ある海岸地域の警備命令が第2小隊に下された。遙か古代に絶滅したはずの首長竜<プレシオサウルス>らしき生物により、漁船が沈められたのだ。早速、周辺住民の事情聴取などを開始する隊員たち。情報によると、近在の漁師たちは沖合いの御神体周辺にプレシオサウルス(彼らはプレッシーと呼ぶ)の営巣地があることを知っており、近づかないようにしていたというのである。
 その話を聞きつけ、観光客があっという間に集まってきた。プレッシーはもとより、第2小隊の傍若無人な振る舞いに目をつけた桜山桃子などマスコミ陣も駆け寄って、海岸は大盛況である。
 しかし、後藤だけはプレッシーがニセ物だと確信していた。住民が保護などを訴えるまでの反応時間が早過ぎる。そこで後藤は騒ぎを起こしている張本人たちが、何かリアクションをとるように仕向ける。
 その夜、プレッシーが出現した。その実体は、海獣の着ぐるみに包まれた2機の水中用レイバー。想像以上に抵抗するレイバーに、キレた太田が立ち向かう! 周囲の浜茶屋を破壊しまくり、海中で電磁警棒を使うという大失態。しかしなんとか取り押さえることに成功した。事件の張本人は村の顔役と若者たち。町興しの最後の手段として、<ニセ海獣騒動>を企てたのだ。
 翌日、夕べの騒ぎが嘘のような寂れた海岸で、第2小隊は夏休みをとっていた。

スタッフ

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/須釜重美
演出・絵コンテ/浦田保側

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/須釜重美
演出・絵コンテ/浦田保側
タイトル・マキ・プロ
作画監督/磯野智
原画/伊藤浩二 堀川耕一 中西修史 荒川真嗣 じゃんぐるじむ 佐々木敏子 箕輪悟
動画チェック/平島照美
動画/竹之内節子 中川信子 平山円 西岡忍 吉野裕之 吉田裕司 スタジオ・マーク スタジオ・ダブ
背景/石垣プロダクション 光元博行 高橋健一 桑原悟 大機恭子
彩色/佐藤美由紀 小川さよ子 東弘巳 加瀬結起 西原和美 斉藤あや子 スタジオMAC アニメーションタイム
色指定/佐藤祐子(エムアイ)
特殊効果/干場豊(マリックス)
撮影監督/奥井敦
撮影/旭プロダクション 梅田俊之 松澤浩之 藤倉修二 小林慎吾
効果/依田安文
現像/東京現像所
録音演出/浅梨なおこ
調整/山田富二男
録音制作/オムニバスプロモーション
録音/ニュージャパンスタジオ
編集/鶴渕友彰(鶴渕映画)
広報/鈴木康子(日本テレビ)
制作デスク/中村雅代(日本テレビ) 藤波俊彦(読売広告社)
設定/山本之文
制作/富岡秀行
文芸助手/高橋哲子
設定制作/伊藤裕之
制作進行/新井久治
プロデューサー/堀越徹(日本テレビ) 石川清司(読売広告社) 鵜之沢伸(バンダイ) 鳥沢真二(東北新社) 指田英司(サンライズ)
製作協力/サンライズ
製作/バンダイ・東北新社
企画制作/日本テレビ 読売広告社

キャスト

泉野明/冨永みーな
篠原遊馬/古川登志夫
太田功/池水通洋
熊耳武緒/横沢啓子
山崎ひろみ/郷里大輔
進士幹泰/二又一成
榊清太郎/阪 脩
シバシゲオ/千葉繁
後藤喜一/大林隆介
南雲しのぶ/榊原良子
老人:緒方賢一
桜山:林原めぐみ
青年団員:大塚明夫
同:立木文彦
同:古沢光夫
勝治:長谷有洋
女の子:羽田小百合

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