STORY

機動警察パトレイバー ON TELEVISION
第41話『テロリストを救え』

解説

生態系に重大な異変をもたらすと予測されるバビロン・プロジェクトを、国家レベルで推進している日本。これに抵抗するため、環境保護を名目に破壊活動を続ける、全世界的な規模を誇るテロ組織“地球防衛軍”。中には自己主張したいだけでテロを引き起こす者も多数いる。この物語では、そういった彼らの行動を描き出した。

ストーリー

 羽田ニュースカイホテルで開催されていた、バビロン・プロジェクト・デベロッパー・コンベンションの警備に出動していた第2小隊(バビロン・プロジェクトについてはOVA第2話ストーリー参照)。この会議は、プロジェクトの粉砕を叫ぶ環境保護団体やテロリストにとって格好のターゲットとなることが予想されていたため、隊員たちも緊張していた。


 そして会期の最終日、テロリストが会場を爆破しようとして出現した。だがこの二人組のテロリスト、なんだか、どこか間が抜けている。あっという間に警官隊に包囲され、最上階のラウンジへと逃げる途中、誤って爆弾の時限装置をスタートさせてラウンジの基部を吹き飛ばしてしまった。今にも崩れ落ちそうなラウンジに取り残されたテロリストたちの救出作業に取りかかる第2小隊。もしラウンジが落下すれば、その真下に敷設されている航空機燃料輸送パイプが破壊されて大爆発してしまう。こんな時にもテロリスト達は、バーテンの牧を人質に取って後藤たちの説得に耳をかそうともしない。
 このままではらちが開かないと見て、大バクチ的計画を打つ後藤。なんと、ホテルの反対側を爆破して、ラウンジを燃料パイプと逆方向に倒し、その瞬間に人質を救い出せというのである。最初は拒否していた野明だが、どうにか人質の救出に成功した。しかし計画を知らされていなかった太田の2号機が崩れたエレベーターシャフト内に落下、身動き取れなくなってしまう。「隊長は、自分には何も伝えてくれなかったぁ~!」と泣き叫ぶ太田。後藤はその後の処理を熊耳にまかせ、トイレに逃げ込んでしまうのであった

スタッフ

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/並木敏
演出/元永慶太郎
絵コンテ/池田成

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
脚本/並木敏
演出/元永慶太郎
絵コンテ/池田成
タイトル・マキ・プロ
作画監督/西村誠芳
原画/スタジオ・ダブ 佐久間信一 伊藤裕子
動画チェック/松野悦子
動画/スタジオ・ダブ 大谷美樹 斉藤潤 中川研二 榎本勝紀 スタジオ・マーク グループ・どんぐり
背景/スタジオ・キャッツ 三上雅寛 市原よう子 梶谷正夫 小板橋かよ子
彩色/ジャスト 堀江明美 滝口佳子 鈴木一法 村田恵美子 島崎優子 高木雅人
色指定/矢部貴子
特殊効果/奥村友規(うさぎ屋)
撮影監督/奥井敦
撮影/旭プロダクション 梅田俊之 松澤浩之 藤倉修二 小林慎吾
効果/依田安文
現像/東京現像所
録音演出/浅梨なおこ
調整/山田富二男
録音制作/オムニバスプロモーション
録音/ニュージャパンスタジオ
編集/鶴渕友彰(鶴渕映画)
広報/鈴木康子(日本テレビ)
制作デスク/中村雅代(日本テレビ) 藤波俊彦(読売広告社)
設定/山本之文
制作/富岡秀行
文芸助手/高橋哲子
設定制作/伊藤裕之
制作進行/菱川直樹
プロデューサー/堀越徹(日本テレビ) 石川清司(読売広告社) 鵜之沢伸(バンダイ) 明石渉(東北新社) 指田英司(サンライズ)
製作協力/サンライズ
製作/バンダイ・東北新社
企画制作/日本テレビ 読売広告社

キャスト

泉野明/冨永みーな
篠原遊馬/古川登志夫
太田功/池水通洋
熊耳武緒/横沢啓子
山崎ひろみ/郷里大輔
進士幹泰/二又一成
榊清太郎/阪 脩
シバシゲオ/千葉繁
後藤喜一/大林隆介
南雲しのぶ/榊原良子
牧:水鳥鉄夫
大神:光岡湧太郎
八木:鳥海勝美
おばさん:高乃麗
警官:真殿光昭

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