機動警察パトレイバー NEW OVA
第02話『逆襲のシャフト!』
解説
NEW OVAシリーズ初リリース時は3話としてナンバリングされていた、続・グリフォン編のエピソード2。壊れた腕時計を熊耳が眺める、訳ありげなシーン。この時計は、香港研修時代の恋人・リチャード・王(内海)からプレゼントされたもの。当時の二人については、あくまでも雰囲気を漂わすに留まっているが、小説版第3巻収録の『香港小夜曲』やコミック版において、より細かな描写がなされている。
ストーリー
<グリフォン>に破壊され(NEW OVA第1話)、メーカー修理に運ばれていく<ピースメーカー>を見送る特車二課の隊員たち。第1小隊のメンバーは悔しさに唇を噛みしめ、野明たち第2小隊は、今度は自分たちの番ではないか、と沈み込んでいた。
一方、内海は計画が順調に進んでいることを素直に喜んでいたが、シャフト・ジャパンの上層部は、内海の暴走を非常に恐れていた。もし一連の事件が発覚すれば、大スキャンダルである。そこでシャフト・ジャパンの徳永専務は内海の部下の黒崎を抱き込み、<グリフォン>に爆薬を仕掛けさせるのだった。
<グリフォン>に破壊され(NEW OVA第1話)、メーカー修理に運ばれていく<ピースメーカー>を見送る特車二課の隊員たち。第1小隊のメンバーは悔しさに唇を噛みしめ、野明たち第2小隊は、今度は自分たちの番ではないか、と沈み込んでいた。
一方、内海は計画が順調に進んでいることを素直に喜んでいたが、シャフト・ジャパンの上層部は、内海の暴走を非常に恐れていた。もし一連の事件が発覚すれば、大スキャンダルである。そこでシャフト・ジャパンの徳永専務は内海の部下の黒崎を抱き込み、<グリフォン>に爆薬を仕掛けさせるのだった。
その間にも、後藤は少しでも内海という人物の人間像に迫ろうと試みる。熊耳から情報を得ようとするが、あえなく拒否された。リチャード・王(ウォン)と内海が同一人物であろうことは認めるが、今回の捜査に役に立つことは何も知らない、と言うのである。二人の間に、何か“過去”があろうことだけは推察された。
誰も居ない深夜の隊員室で、ベルトの切れた腕時計を眺める熊耳。“女”と“警察官”の狭間で、彼女の心は揺れ動く。
翌日、松井刑事から来日していた兵器ディーラーたちが動き出したとの連絡が入った。再び、<グリフォン>が襲来する!
スタッフ
原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
音楽/川井憲次
監督/吉永尚之
脚本/伊藤和典
演出/青木康直
絵コンテ/菊池一仁
キャスト
篠原遊馬/古川登志夫
山崎ひろみ/郷里大輔
泉 野明/富永みーな
後藤喜一/大林隆介
進士幹泰/二又一成
南雲しのぶ/榊原良子
太田 功/池水通洋
シバシゲオ/千葉 繁
香貫花クランシー/井上瑤
榊 清太郎/阪 脩
熊耳武緒/横沢啓子
レイ・クランシー:小沢寿美恵
内海:鈴置洋孝、黒崎:土師孝也
バド:合野琢真
松井:西村知道
専務:立木文彦
伊豆内:小形満
アナウンス:久保田雅人