STORY

機動警察パトレイバー NEW OVA
第16話『第二小隊異常なし』

解説

死んだ遊馬の兄についての描写が初めて登場しているが、実は、劇場版第1作目は遊馬と父・一馬の確執を描いた物語にする案も出ていた。このとき、兄の設定がされたのだという。横手美智子の小説版第2巻に収録されている『父の息子』には、本編で語られなかった遊馬の家族背景が描かれている。

ストーリー

 休暇中にもかかわらず、なぜか二課棟まで来てしまう第2小隊の隊員たち。そんな彼らに、噂の第3小隊発足との情報が流れ出す。熊耳には、新しい小隊の隊長話が持ち込まれていた。すぐに返事が出来ないと申し出た熊耳を不思議に思った南雲に対し、後藤は彼女を始め、第2小隊の微妙な心理を語るのだった。

 休暇中にもかかわらず、なぜか二課棟まで来てしまう第2小隊の隊員たち。そんな彼らに、噂の第3小隊発足との情報が流れ出す。熊耳には、新しい小隊の隊長話が持ち込まれていた。すぐに返事が出来ないと申し出た熊耳を不思議に思った南雲に対し、後藤は彼女を始め、第2小隊の微妙な心理を語るのだった。
 その翌日、奥多摩の養成学校で第3小隊隊員になるべく訓練に励む者たちの視察へ、後藤は皆を送り出した。しかし遊馬だけは用事があると、野明を強引に連れ出す。他の者は後藤の言葉に従い、研修校へ出発した。そこで彼らが見たものは、必死になって訓練を受ける新人たち、これはかつての自分たちの姿だった。太田はこの新人たちと模擬戦を演じるが、銃を持たずともあっという間に勝利する。一同はその戦い振りに驚きながらも、最近、街中で太田が銃を乱射していないことに気付く。
 一方、遊馬と野明は前橋の寺を訪れていた。ポツリと「今日は、父に反発して自殺した兄の命日なんだ」と呟く遊馬。そして、「パートナーには知っていて欲しかったのさ」と付け加えた。
 休暇も終わり、任務に復帰する第2小隊の面々。熊耳はふっきれたかのように第3小隊隊長の話を断る。そのとき出動のサイレンが鳴りひびき、隊員たちはハンガーへ走り出す。今はまだ、愛すべき第2小隊で全力を尽くすために・・・。

スタッフ

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
演出/青木康直
絵コンテ/吉永尚之

原作/ヘッドギア
週刊少年サンデー連載中/ゆうきまさみ
シリーズ構成/伊藤和典
キャラクター・デザイン/高田明美
メカニック・デザイン/出渕裕・佐山善則
監督/吉永尚之
美術監督/渋谷幸弘
音楽/川井憲次
演出/青木康直
絵コンテ/吉永尚之
タイトル・マキ・プロ
作画監督/高木弘樹
原画/鈴木俊二 西岡忍 平山円 中西修史 高木弘樹
動画チェック/富岡美穂
動画/竹之内節子 吉野裕之 小菅和久 石川和男 押田貞美 岡部実スタジオダブ アニメ・アール ジャスト A・I・C
背景/石垣プロダクション 桑原悟 高橋賢伍 大磯恭子 長谷川弘行 大嶺靖 竹田実 中庄司悦子 柏村・山岸
彩色/エムアイ 中山昇 東弘巳 西原和美 斉藤あや子 沢辺幸子 飯島理恵 今井亜津子 ジャスト A・I・C
色指定/小川さよ子
特殊効果/干場豊(マリックス)
撮影監督/奥井敦
撮影/旭プロダクション 梅田俊之 藤倉修二 榊原広 松澤浩之
効果/伊藤道廣(E&M)
現像/東京現像所
録音演出/浅梨なおこ
調整/山田富二男
録音制作/オムニバスプロモーション
録音/ニュージャパンスタジオ
東京テレビセンター
編集/鶴渕友彰(鶴渕映画)
広報/飯島佐知子 小山仁一郎(バンダイ) 佐藤尚樹(東北新社)
制作デスク/杉田敦(バンダイ) 明石渉(東北新社)
OP・ED制作協力/スタジオこあ
制作担当/山本之文
文芸助手/高橋哲子
演出助手/菱川直樹
制作進行/峰岸功
製作協力/サンライズ
製作/バンダイ 東北新社

キャスト

篠原遊馬/古川登志夫
山崎ひろみ/郷里大輔
泉 野明/富永みーな
後藤喜一/大林隆介
進士幹泰/二又一成
南雲しのぶ/榊原良子
太田 功/池水通洋
シバシゲオ/千葉 繁
香貫花クランシー/井上瑤
榊 清太郎/阪 脩
熊耳武緒/横沢啓子
佐久間:仲木隆司

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